引越しの豆知識
1. 挨拶のルール
引越する前、引越した後には、近隣の方に挨拶した方が良いと言われています。
新居に引っ越す場合は、子供の学校の行事や町内のイベントなど、これからおつきあいする機械も出てくる可能性がありますので、交流をする機会を得るためにも、挨拶しておいた方が良いでしょう。
また、今後暮らしていく家の近隣には、どのような人が住んでいるのかも確認できますので「面倒くさい」「交流しない」など考えず、引越の時ぐらいは挨拶しておきましょう。
誰に、どのように挨拶をすれば良いの?
引越前 | 関係のあった近所の人 |
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引越後 | 一戸建ての場合:両隣と向かい側の3軒(または斜め向かい側を入れて5軒)マンション・アパートの場合:両隣と上下の階の住人 |
挨拶で渡す物は?
金額的には500円~1000円程度の物で「タオル」「洗剤」など、比較的どの家庭でも使用するような物を選ぶと良いでしょう。
コンビニで買った物や生ものはやめておきましょう。
2. 引越当日、台風や暴風の時はキャンセルできる?
基本的に雨天決行ですが、引越し業者のルール「標準引越運送約款」では「地震、津波、洪水、暴風雨、地すべり、山崩れその他の天災」のときにはサービスの提供を停止することが可能となっています。
ただし、サービスの提供を停止するのは引越業者ですので、事前にキャンセルできるかなどの確認をしておいた方が良いでしょう。
解約ではなく延期の場合
解約ではなく延期の場合についても、普通のキャンセルと同額のキャンセル料を支払うことになります。
これは引越し作業の為に人材などを確保しているなど、引越し業者にコストが発生しているからです。
3. 縁起の良い、悪い引越し日は?
最近では気にする人は少なくなりましたが、引越しをするうえで縁起の良い日と悪い日を気にされる方もいます。
全国的には「1月、5月、9月の引越しは縁起が悪い」と言われています。
理由も色々あるようですが、もとになっているのは「正五九(しょうごく)参り」のようです。
正は1月(正月)、五は5月(田植え)、九は9月(稲刈り)で、現代では結婚や引越しを避け、厄払いのため、神社に参詣したりする事もあり、忌む月として知られています。
縁起がよい日
冠婚葬祭で重視されている六曜ですが、引越し日との関係をご紹介します。
大安 | 午前○/午後○ |
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先勝 | 午前○/午後× ※夕方~夜は吉日 |
友引 | 午前○/午後× ※夕は大吉 |
先負 | 午前×/午後○ |
赤口 | 午前×/午後× ※正午前後のみ吉 |
仏滅 | 午前×/午後× |
大安吉日と言われるぐらいですので、大安の日を選ぶのが一番安心できるのではないでしょうか。
仕事の都合や家庭の事情なども含めて、縁起の良い日を意識して引越しする日取りを決めるのはかなり難しいとおもいます。
意識するあまり、先延ばしにしていると引越し業者の予約も取れ無くなってしまいますので、あくまで参考程度に考えるのが良いでしょう。